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ナレーター近藤サトのテレビぎらい

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近藤サトさん=毎日新聞東京本社で2018年9月21日、小林努撮影
近藤サトさん=毎日新聞東京本社で2018年9月21日、小林努撮影

 テレビ制作現場におけるアシスタントディレクター、通称ADの呼称をYD(ヤングディレクター)、SD(サブディレクター)などに変更して、イメージを刷新しようという動きがあるそうです。

 雑用、過重労働、低賃金という負のイメージからの脱却らしいですが、ちょっと単純すぎやしないか?と思います。日本人は外来語の場合、特に簡単に言葉を変えようとする風潮があります。結果、更にへんてこな単語に置き換えられることもしばしば。

 私がテレビ局員だった30年前、ADさんは何日も家に帰れないとか、演出家に怒鳴られるとか、弁当は隠れて食べるとか、かなり同情的な状況でした。しかし、最近はそういった不当な環境は見直されてきています。その証拠といいますか、知人のディレクターが「最近のADはすれ違った時、いい匂いがするんだよなあ、風呂入ってるから」と苦笑いしていました。

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