- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

「男子は詰め襟、女子はセーラー服」の高松市立中学校で、2022年度から一宮中(同市一宮町)が初めてブレザータイプの標準服(制服)を導入する。ズボンやスカートを自由に選べる「ジェンダーレス」な組み合わせが特徴だ。市教委は心と体の性が異なるトランスジェンダーを含むLGBTなど性的少数者への配慮が欠ける校則などを見直すよう求めており、香川県内の他校に同様の取り組みが広がるか注目される。
一宮中の従来の標準服は男子が詰め襟にズボン、女子がセーラー服にスカートで、女子のズボンや男子のスカート着用は想定していなかった。新しく導入する標準服は、男女同じデザインのジャケットに長袖か半袖のポロシャツを合わせ、下はズボンかスカート、首元はネクタイかリボンを自由に選べる。今後3年間は新旧どちらの標準服を着用してもかまわない。同市では小学校も詰め襟とセーラー服が定着しており、ジェンダーレスのブレ…
この記事は有料記事です。
残り829文字(全文1221文字)