建設アスベスト九州訴訟、メーカー4社の賠償確定 最高裁上告退け

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記者会見で「やっと終わった」と話す原告団長の平元薫さん(右から2人目)ら=福岡市中央区で2022年2月10日午後4時59分、平塚雄太撮影
記者会見で「やっと終わった」と話す原告団長の平元薫さん(右から2人目)ら=福岡市中央区で2022年2月10日午後4時59分、平塚雄太撮影

 建設現場でアスベスト(石綿)を吸い込み健康被害を受けたとして、九州などの元建設作業員や遺族らが建材メーカー各社に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は9日付で、原告側とメーカー4社の双方の上告を退けた。原告弁護団が10日、福岡市で記者会見し明らかにした。メーカー4社の責任を認め、49人に約1億2500万円の支払いを命じた福岡高裁判決(2019年11月)が確定した。

 高裁判決は、石綿含有建材の危険性についてメーカーは予見可能だったとし、建材の販売シェア率20%超を基準にニチアスなど4社の責任を認めた。原告側は国も訴えていたが、国とは21年12月に最高裁で和解が成立している。

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