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名古屋市は10日、2022年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比4・5%増の1兆3794億900万円で、6年連続で過去最大を更新。新型コロナウイルス対策を拡充するほか、「学校の福祉的機能充実」をはかるため、教育委員会に「新しい学校づくり推進部」を新設した。【高井瞳】
学校の福祉機能充実に力
河村たかし市長は会見で、当初予算案に盛り込んだ施策について「力を入れたのは圧倒的に一人の子も死なせないナゴヤ」と強調。いじめなどの被害者になり、子どもが命を失うことのないようにと、悩みを抱える子どもに気づき、支える仕組み作りに重点を置いたとした。
歳入では、前年度、新型コロナの影響を受けて大幅に減少していた市税収入が、過去最大規模の6009億8500万円(前年度比7・5%増)と見込む。経済が新型コロナによる落ち込みから回復基調にあると見ている。
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