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札幌市内の除排雪が大幅に遅れている。記録的大雪から4日がたった10日時点でも、路線バスの運休が相次ぐなど影響が続いている。大型公共事業の減少による大型ダンプ不足や人手不足が影響しているのに加え、例年にない大雪で市内の雪捨て場はパンク気味で、市は対応に追われている。【土谷純一、米山淳】
北海道運輸局によると、道内の大型ダンプ台数は1996年の1万8766台をピークに減少。2020年は1万4157台と、約25年で3割近く減っている。秋元克広市長は7日の記者会見で除排雪について「ダンプトラックの確保が非常に厳しい」と述べた。
例年、十勝管内などから札幌市内にダンプを回して対応しているが、秋元市長は「今回は全道的に降雪量が多く、確保が難しい」と説明。札幌市除雪事業協会の宮浦征宏会長は「大型の公共事業減少に伴ってダンプ数も減っている」と指摘する。
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