「北九州大水害」の記録集刊行 今後の備え、考えるきっかけに 69年前の災害「伝えたい」 /福岡

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完成した記録集を手にする「北九州大水害を記録する会」共同代表の森下さん(前列左)、末永さん(後列左)、会員の吉永さん(前列右)ら
完成した記録集を手にする「北九州大水害を記録する会」共同代表の森下さん(前列左)、末永さん(後列左)、会員の吉永さん(前列右)ら

体験談や手記34編などで構成 市民目線で撮った写真192枚

 69年前の「北九州大水害」の記録集「証言と写真で伝えたい 昭和28年6月28日にあったこと」が刊行された。市民グループ「北九州大水害を記録する会」が、10年近い活動で集めた被災地域の写真192枚と会員が聞き取った体験談や手記34編などで構成した。記録する会は「地元であった災害を知り、今後の備えを考えるきっかけにしてほしい」と願っている。【奥田伸一】

 北九州大水害は1953年6月28日に発生。現在の北九州市など北部九州を襲った豪雨によるもので、小倉では1時間雨量が100ミリを超した。主に門司、小倉、八幡で山崩れや河川が氾濫。北九州市の資料によると、死者・行方不明者183人、被災家屋8万2985戸など大きな被害が出た。現在の直方市や遠賀町など遠賀川流域でも堤防の決壊などで広範囲に浸水した。

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