ワリエワ、疑惑抱え出場継続 ロシアへの不信、払拭できず
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北京冬季オリンピックの注目選手はドーピング(禁止薬物使用)疑惑を抱えたままアイスリンクに立つことになった。フィギュアスケート女子のロシア・オリンピック委員会(ROC)代表、カミラ・ワリエワ選手(15)について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は違反の有無に踏み込むことなく、出場継続を認めた。時間が限られる中、陽性を示した選手を出場させる異例の判断に踏み切った。
出場させる二つの理由
CASのマシュー・リーブ事務総長は北京市内のメインメディアセンターで「質問は受けない」と断った上で、裁定内容を読み上げた。異例の説明をわずか5分間で終えると、ざわつく報道陣を尻目に足早に会見場を後にした。
CASは、国際オリンピック委員会(IOC)が1984年にドーピング問題や出場資格などスポーツを巡る紛争を解決するために創設した組織だ。ドーピング違反が疑われる選手をそのまま五輪に出場させることは、大きなイメージダウンにつながることは理解している。にもかかわらず、ワリエワ選手の処分を「棚上げ」にして出場を認めざるを得なかった最大の理由は15歳という年齢だ。
世界反ドーピング機関(WADA)は21年に発効した最新の規定で、…
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