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四つの国には熱意を持った人々がいる。四国人(しこくびと)を紹介する。

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/200 元十両の善通寺市職員 亀井貴司さん(36) 新たな“土俵”で恩返しを /四国

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亀井貴司さん=香川県善通寺市文京町の善通寺市役所で、喜田奈那撮影
亀井貴司さん=香川県善通寺市文京町の善通寺市役所で、喜田奈那撮影

亀井貴司(かめい・たかし)(36)

 2020年に角界を引退後、香川県善通寺市職員に転身した。元十両力士の知名度を生かし、育ててくれた地元の発展に貢献しようと意気込む。

 「一度、やってみないか」。担任の先生から相撲クラブに誘われ、小学4年から土俵人生が始まった。試合に勝つと家族は大喜び。どんどん相撲が楽しくなった。6年生で身長は170センチ近くまで伸び、体重も80キロ以上に。中学、高校と相撲を続け、全国大会に出場するなど結果を残した。高校3年時には全国の選抜選手らが出る「全国高校相撲宇佐大会」の個人戦で3位に入った。全国大会で初めて上位に食い込んだことが自信となり、「相撲を続けたい」と思った。

 元大相撲横綱・輪島大士さんを輩出した名門の日本大に進学。3年時に全国学生相撲個人体重別選手権135キロ未満で準優勝するなど好成績を残し、08年に大相撲の木瀬部屋に入門した。父親が「チャンスは1回しかない。やってみたら」と背中を押してくれたことが大きかった。

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