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ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

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侵攻より危惧するのは… 「戦争前夜」と思えぬウクライナ首都の今

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ウクライナの首都キエフの繁華街、フレシチャーティク大通りをそぞろ歩く人々。欧米メディアが報じる「戦争前夜」の雰囲気は薄い=キエフで2022年2月15日午後、真野森作撮影
ウクライナの首都キエフの繁華街、フレシチャーティク大通りをそぞろ歩く人々。欧米メディアが報じる「戦争前夜」の雰囲気は薄い=キエフで2022年2月15日午後、真野森作撮影

 ウクライナは16日、国境沿いに軍部隊を展開するロシアの「侵攻があり得る」と一部欧米メディアが報じてきたXデーを迎えた。首都キエフで取材すると、平穏な雰囲気の裏で有事に備える市民の動きと共に、米国やロシアが仕掛け合う「情報戦」に影響される側面も見て取れた。

27歳の妊婦「恐怖は無い」ただ…

 「もしもロシアとの戦争が始まったら、私は武器を取って戦う。祖国と自分の家や子どもたちを守るためだから恐怖は無い。(ロシアの大統領)プーチン氏の考えのために戦う彼ら(ロシア兵)と私たちとは違う」

 前日の15日夜、キエフ中心部の「独立広場」近くで、ホットワインの屋台に立つアルバイトの女性マーシャさん(27)はこう言い切った。妊娠4カ月を迎え、普段は社会福祉の仕事をしている。軍事の経験はないが「いざとなったら短期間で習得します」との決意を明かす。

 今、ウクライナ各地では侵攻された事態に備え、一般市民が銃の使い方などの訓練を受けている。

 ただしマーシャさんは「いま起きているのは…

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【ウクライナ侵攻】

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