千葉は第6波ピークアウトか　新規感染、直近7日間平均が減少に

　新型コロナウイルス新規感染者の増減傾向を示す直近7日間平均が、千葉県内で11日から減少に転じ、15日に前週との比較で0・98倍となった。「第6波」で1・0倍を下回ったのは初めてで、感染の広がりがピークアウト（頭打ち）した可能性もあるとみて、県の担当者が感染者数の推移を注視している。

　直近7日間平均などの移動平均は、時系列の数値のトレンドを把握するために用いられている。2021年夏の「第5波」では、8月下旬に直近7日間平均が減少に転じた後、感染の広がりも収束に向かっ…