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妊産婦のコロナ感染急増 専用病床ギリギリの状態に近づく 愛知

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新型コロナウイルスに感染した母親と離れたベッドに寝かされる新生児=名古屋市昭和区の名古屋第二赤十字病院で2022年1月(同病院提供、画像の一部を加工しています)
新型コロナウイルスに感染した母親と離れたベッドに寝かされる新生児=名古屋市昭和区の名古屋第二赤十字病院で2022年1月(同病院提供、画像の一部を加工しています)

 新型コロナウイルス感染者数の高止まりが続く中、愛知県内では妊産婦の感染が急増し、周産期医療の現場では専用病床の受け入れや人繰りがギリギリの状態に近づいている。県医師会などは「逼迫(ひっぱく)しつつある」として妊婦にワクチン接種と感染防止対策の徹底を改めて呼びかけている。

 県産婦人科医会が報告を受けた妊婦の1週間あたりの感染者数は、1月2~8日が5人▽同9~15日が14人▽同16~22日が62人▽同23~29日が71人――と増加の一途をたどる。

 名古屋第二赤十字病院(名古屋市昭和区)の加藤紀子・総合周産期母子医療センター長によると、感染した妊婦の分娩(ぶんべん)は陰圧室で行い、医師や助産師らは防護服で対応する。新生児や医療者への感染を防ぐため、基本的に帝王切開で計画出産するという。

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