円の実力、50年ぶり低水準 円安で購買力低下、家計に逆風

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円相場が表示された証券会社のボード=2021年11月2日午後6時5分、加藤美穂子撮影
円相場が表示された証券会社のボード=2021年11月2日午後6時5分、加藤美穂子撮影

 国際決済銀行(BIS)が17日発表した円の総合的な実力を示す「実質実効為替レート」(2010年=100)は、1月の数値が67・55となり、1972年6月以来、約50年ぶりの低水準だった。数値の低さは、円安進行で円の購買力が下がっていることを示す。輸入に頼る原油や小麦粉、大豆などの価格が高水準にある中、円の実力低下も家計への逆風となっている。

 実質実効為替レートは、ドルに対する円の価値を示すような2国間の為替相場とは異なり、主要国の物価上昇率や貿易額なども考慮して通貨の総合的な購買力を示す指標。数値が大きいほど海外からのモノを安く買える一方、小さくなると海外のモノの割高感が高まる。

 日銀によると、…

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