川辺川 ダム事業2700億円 国交省発表 総額4900億円に

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 2020年7月の九州豪雨で氾濫した熊本県の球磨川の支流・川辺川に建設する新たなダムについて、国土交通省は17日、今後必要となる事業費が概算で約2700億円に上ると発表した。ただし、09年に建設中止が決まった旧ダムの土地取得費などで支出済みの約2200億円を合計すると4900億円程度に膨らむ見通しで、旧ダムの建設費用として見込まれた約3300億円を大きく上回ることになる。

 国交省が熊本市で開いた球磨川水系の治水対策に関する学識者懇談会で示した。国は、一般的な貯水型ダムより環境への影響が小さいとされる「流水型ダム」を、同県相良(さがら)村の旧ダム建設計画地に造る方針。河床部と中段部の計2カ所に開閉可能なゲートを設置して平時は川の水を流し続け、洪水時は水をためて下流に流す水量を調節できるようにする。規模は高さ107・5メートル、幅約300メートル、総貯水容量約1億30…

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