マイクロチップ確認されず、処理された愛犬 飼い主ら制度の盲点嘆く

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高松市内で飼われていた2歳の雌犬「こつぶ」。マイクロチップを装着していたが、亡きがらは飼い主の元に戻らなかった=飼い主の女性提供
高松市内で飼われていた2歳の雌犬「こつぶ」。マイクロチップを装着していたが、亡きがらは飼い主の元に戻らなかった=飼い主の女性提供

 「迷子の『こつぶ』がごみ扱い」。高松市内の動物愛護団体が1月下旬、SNSに書き込んだ。迷子犬の体内には個体識別用のマイクロチップが埋め込まれていたが、車にはねられて死んだ後、送られた先はごみ処理施設だった――。

 ほっそりした茶色い体に大きな耳が特徴の雌犬「こつぶ」。野犬の子犬として生後1カ月でさぬき動物愛護センター「しっぽの森」(同市)に引き取られた。市内のドッグサロンで人に慣れる訓練を8カ月受けた後、小中高生が参加する「学生愛護団体ワンニャンピースマイル」(同市)の支援で昨年末に市内の一家へ譲渡された。

 飼い主の女性(46)によると、当時2歳のこつぶは、始めはケージ内でビクビクと落ち着かない様子だったが、徐々に環境に慣れ、散歩を楽しみにするそぶりを見せるようになった。

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