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関西電力グループが苅田町の新松山臨海工業団地で建設を進めていたバイオマス燃料による発電施設「かんだ発電所」が完成し、17日、現地でしゅん工式があった。発電出力は約7万5000キロワットで、バイオマス燃料のみを使う発電所としては国内最大級。年間発電量は約5億キロワット(一般家庭換算で約16万世帯分)で全量、九州電力送配電に売電される。
関西電力100%出資の「バイオパワー苅田合同会社」を事業者として2019年に着工。工業団地内の敷地約5ヘクタールに、タービン建屋やボイラー施設、輸入した木質ペレットなどの燃料約3万トンが貯蔵できる倉庫などを整備した。関電グループが関西圏以外でバイオマス発電所を営業運転する初の例で、外航船が入港できる港湾施設や送電網などのインフラが整っていることから苅田町が建設地に選ばれたという。
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