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宮崎 リトル沖縄のサーターアンダギー店 素朴な味、揚げ続ける /宮崎

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サーターアンダギーを作る金城さん
サーターアンダギーを作る金城さん

 太平洋戦争末期、沖縄からの代表的な疎開先の一つで「リトル沖縄」と呼ばれる宮崎市波島地区。JR宮崎駅から約3・5キロ離れた住宅街に車を走らせると突然、「手づくりドーナツ 元祖・沖縄 サーターアンダギー 金城(きんじょう)商店」の看板が目に飛び込んでくる。これまでなじみのなかった沖縄の揚げ菓子「サーターアンダギー」を市内の自宅近くの直売所で買って以来、素朴な味のとりこになった。一体、どんな人が作っているのか、足を運んだ。

 店に入ると、金城君子さん(80)が卵、小麦粉、砂糖、塩を混ぜ合わせて3時間かけて作った生地を片手で丸くし、170度近くの油で20~25分間揚げていく姿があった。素朴な香りが鼻を刺激する。「前はサッサとできたけど、年をとったら手が遅いんやねぇ」。金城さんは作業の手を止めることなく笑う。正午前には、注文の電話もかかってきた。同じ敷地にある自宅に目をやると、シーサーが見える。

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