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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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台湾輸入再開 千葉県、検査報告義務に「厳しい内容」 コスト課題

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千葉県庁=町野幸撮影
千葉県庁=町野幸撮影

 台湾政府は21日、2011年の東京電力福島第1原発事故後に停止していた千葉など5県で生産された食品の輸入を、一部を除き再開すると正式発表した。ただ、5県の食品は輸出時に放射性物質検査報告書の添付が義務付けられるほか、台湾側の水際検査を毎回受ける必要があり、県は国を通じて更なる緩和を求めていく方針だ。

 県流通販売課によると、放射性物質検査には1検体当たり1万~2万円の費用が必要で、コスト面で課題が残る。また、放射性物質検査を国内と台湾で二度受けると日数がかかり、生鮮食品などを輸出するのは難しいとみられる。同課は台湾側の対応を「かなり厳しい内容だ」と評価した。

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