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ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

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「私たちはウクライナ、ロシアのおまけではない」 大阪で母国案じ涙

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故郷のウクライナを案じるポクロフスカ・オリガさん=大阪市西区で2022年2月17日午後1時46分、宮川佐知子撮影
故郷のウクライナを案じるポクロフスカ・オリガさん=大阪市西区で2022年2月17日午後1時46分、宮川佐知子撮影

 私たちはウクライナ。「ロシアのおまけ」ではない――。緊迫するウクライナ情勢を巡り、国内にも怒りと不安で胸を痛めるウクライナ人たちがいる。出入国在留管理庁によると、日本にいるウクライナ人は在留外国人の0・07%に満たない1860人(2021年6月末時点)。旧ソ連時代の名残でロシアと混同されることが多いと嘆く大阪市在住の女性は「日本ではロシアと欧米の立場から物事が語られることが多い。(侵攻標的となる)ウクライナ自体にも目を向けてほしい」と訴える。

 大阪市にある会社で勤務するポクロフスカ・オリガさん(40)=大阪市=は、首都キエフ出身で、08年から日本で暮らす。一橋大学大学院で日本語教育について学んだ後、17年に大阪に引っ越してきた。「安定していて暮らしやすい」と日本の生活を気に入る一方、「キエフをロシアの都市と間違えられたり、郷土料理のボルシチをロシア発祥と言われたりすることも多い」と落胆する。

 ロシアによるウクライナ侵攻の可能性が伝えられてからキエフにいる家族と連絡を取り合っているが、さまざまな情報が飛び交い不安を感じる毎日という。兄は「起こる時は起こる」と落ち着いた様子だが、両親は「心配になるから」とテレビを見るのをやめてしまった。…

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【ウクライナ侵攻】

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