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原発の行方 「福島」の記憶、風化進む 若者ほど「関心低下」
2021年は東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の発生から10年という節目だった。毎日新聞と埼玉大社会調査研究センターの実施した全国世論調査「日本の世論2021」では、回答者の52%が原発に「関心を持ち続けている」と答え、「関心が薄れている」が37%、「もともと関心がない」が11%だった。
年代別にみると、年代が上がるほど関心は高く、50代の55%、60歳以上の65%が「持ち続けている」と回答した。30代以下では「薄れている」が「持ち続けている」を上回り、18~29歳では「もともと関心がない」が約3割に達した。若い世代で原発事故の記憶の風化が進んでいるようだ。
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