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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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ロシア報道官「ウクライナが停戦交渉を拒否」 首都キエフへ攻勢強化

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高層アパートとみられるビルに着弾するミサイル=ウクライナ・キエフで2022年2月26日、監視カメラの提供映像から・ロイター
高層アパートとみられるビルに着弾するミサイル=ウクライナ・キエフで2022年2月26日、監視カメラの提供映像から・ロイター

 ウクライナへの侵攻を続けるロシア軍は26日、首都キエフへの攻撃を強めた。市内各地で銃撃や砲撃の音が響き、ロイター通信によると、政府庁舎付近でも銃声が響いた。ウクライナ軍は徹底抗戦の構えで、首都を巡る攻防が激化している。

 ロイター通信によると、ウクライナ当局はキエフ市内の路上で戦闘が起きているとして、市民に地下シェルターへの避難を呼びかけた。露軍によるミサイル攻撃も報じられている。キエフ中心部近くの高層アパートに着弾し、一部を損壊した。タス通信によると、露国防省は「ウクライナ軍の対空ミサイル」が着弾したと主張した。

 タスによると、ロシアのペスコフ大統領報道官は26日、停戦に向けたウクライナ政府との交渉の動きが出ていた25日午後にプーチン大統領が一時、部隊の動きを止める命令を出したと明らかにした。ペスコフ氏は「ウクライナが交渉を拒否したので、26日午後に部隊は作戦計画に沿った活動を再開した」と述べた。

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