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ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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SWIFTからロシア排除、数日以内に 侵攻「プーチンの失敗に」

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ロシアの侵攻への抗議デモで、ウクライナへの連帯を示す旗と花を持つ少年=米ロサンゼルスで2022年2月26日、AP
ロシアの侵攻への抗議デモで、ウクライナへの連帯を示す旗と花を持つ少年=米ロサンゼルスで2022年2月26日、AP

 米欧主要6カ国と欧州連合(EU)欧州委員会は26日、ロシアを国際的な金融決済網から排除する新たな経済制裁で合意した。日本も参加する。ロシアの主要金融機関を銀行間国際決済ネットワークである国際銀行間通信協会(SWIFT)から排除する厳しい措置で、今後数日以内に発動する。ロシアがウクライナへの攻撃を強める中、一段と強力な経済制裁でプーチン政権に打撃を与える狙い。

 米国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、カナダとEUの行政執行機関にあたる欧州委員会が26日に共同声明を発表。ロシアのウクライナ侵攻を改めて非難し、「ロシアの責任を追及し、この戦争がプーチンにとって戦略的失敗となるよう一丸となって取り組む」として、新たな経済制裁を打ち出した。

 現在、欧米諸国が制裁対象としているロシアの大手銀行が排除の対象になるとみられ、今後必要に応じて制裁対象を追加する。

 岸田文雄首相は27日夜、首相公邸で記者団に対しSWIFTからの排除について「欧米からの参加要請があり日本も加わることにした」と話した。

 SWIFTは…

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