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勝つことにこだわり続けてきた。その「遺伝子」は、まだ途絶えていない。
鹿島のJ1優勝は2016年が最後。その後の5年間、国内の主要タイトルは手にしておらず、クラブワースト記録だ。並のチームであれば珍しくもないが、Jリーグ屈指の名門にとっては一大事。原点を見つめ直し、「鹿島イズム」の再構築が進んでいる。
今季、2人の心強い存在が戻ってきた。J1唯一の3連覇を成し遂げた07~09年の主力DF、岩政大樹氏がコーチに就任。25歳のストライカー、鈴木もベルギー1部のシントトロイデンから2年半ぶりに復帰した。鹿島の育成部門で育ち、16年シーズンにJ1と天皇杯全日本選手権の2冠を経験した鈴木は「全タイトルを取るために帰ってきた。鹿島は常にJリーグを引っ張ってきたクラブ。小さい頃から見ていた鹿島は常にどのタイ…
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