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武蔵野で30年かけて 蛇口をひねると深層地下水 昭島ウオーターのチカラ /東京

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JR昭島駅南口にある給水スポット。中央部の扉を開けてボトルを置き、ボタンを押すかペダルを踏むと昭島の水道水が出てくる仕組み
JR昭島駅南口にある給水スポット。中央部の扉を開けてボトルを置き、ボタンを押すかペダルを踏むと昭島の水道水が出てくる仕組み

 水道の蛇口をひねるとミネラルウオーターにも引けをとらない水が出てくる――。東京都昭島市は都内で唯一、深層地下水のみを水源としている自治体だ。おいしい水道水は飲食をはじめ染め物などさまざまな産業に生かされ、暮らしに根付いているという。いったい昭島ウオーターはどんな味なのだろうか。【近藤浩之】

 JR昭島駅を南口に降りると、市のキャラクター「ちかっぱー」が乗った給水スポットがある。持参したボトルに水を入れ口に含むと、口当たりのまろやかさに驚く。ゴクゴク飲むのが惜しい。少しずつ味わいながら飲み干した。

 市産業活性課によると、水は深さ150~250メートルの井戸からくみ上げている。多摩川上流部の山間部や武蔵野台地に降った雨雪が30年近くかけて地下深くしみ込む。そして、土壌の砂利や砂がフィルターとなり不純物を除き、ミネラル分などが添加される。

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