盛り土規制、全国一律 法案閣議決定、罰則も強化

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 政府は1日、危険な盛り土を全国一律の基準で規制する「盛土規制法案」を閣議決定した。2021年7月に静岡県熱海市で発生した大規模な土石流災害を踏まえた対応。法人に最高3億円の罰金を科す規定を新たに設けるなど罰則を強化し、すでに盛り土が造成されている土地の所有者らは安全な状態に維持する責務を有することを明記した。今国会での成立と23年度中の施行を目指す。

 関連死を含めて27人が死亡、1人が行方不明となっている熱海市の土石流災害では、起点付近にあった建設残土の盛り土が被害を拡大させたとの指摘が出ている。国土交通省によると、盛り土を巡る規制は森林法、農地法など複数の法律にまたがり、自治体の条例に盛り込まれるケースも。内容や対象、罰則の有無や程度にばらつきがあり、規制の緩い地域に不適切な盛り土が集中していた。

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