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兵庫県西宮市教委は1日、市立小学校での集団いじめに対する学校側の対応について保護者から相談を受けた際、保護者の意向に反して学校側に相談内容を漏らすミスがあったと発表した。相談を受けた臨床心理士が保護者の意向を十分に確認せず、市教委内部での情報共有も不十分だったことが原因としている。市教委は保護者から抗議を受けて謝罪した。【稲田佳代】
市教委によると、集団いじめに遭っていたのは小学6年の男児(12)。触った物を「汚い」と消毒されたり、悪口を言われたりしていた。2021年10月14日に男児が担任に相談し、翌日学校が市教委へ報告。児童らへの聞き取り調査を進めると、いじめは5年生の頃から起きており、6年生の10月以降はクラスの児童28人中26人が関与する集団いじめに発展していたことが分かった。
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