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わずか一夜 IPCはなぜ判断を翻したのか 北京パラ、ロシア除外

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記者会見するIPCのアンドルー・パーソンズ会長=中国・北京で2022年3月3日、宮間俊樹撮影
記者会見するIPCのアンドルー・パーソンズ会長=中国・北京で2022年3月3日、宮間俊樹撮影

 北京冬季パラリンピック開幕前日の3日、ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、ロシアとベラルーシが大会から除外されることになった。「参加容認」の決定から一夜明け、国際パラリンピック委員会(IPC)は判断を一転させた。

「助言から脅し」に変わった各国の声

  2日夜の記者会見で、自らの判断を「遺憾」としつつ、ロシアとベラルーシの大会参加を容認したIPCのアンドルー・パーソンズ会長。だが、3日の会見では、両国の「除外」を表明せざるを得なかった。

 パーソンズ会長とともに会見に臨んだクレイグ・スペンス広報部長は、一夜にして判断が180度変わった理由について「NPC(各国パラリンピック委員会)の意見が助言から脅しに変わった」と説明した。

 ロシアやベラルーシの参加容認を受け入れられず、IPCに善後策を求める各国の声は次第に強まり、いつしか大会のボイコットをちらつかせる国が出始めた。

 ドイツ・パラリンピック委員会は同国オリンピック委員会との連名で「決定は誤りだ」と断言した。車いすカーリングでは、RPC(ロシア・パラリンピック委員会)と対戦予定だったラトビアが「RPC戦を拒否することを決定した」と公表した。IPCにとって判断の根拠を規則に求めることも重要だ…

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