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ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

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制裁に「断固反対」の中国 ロシア経済、下支えの可能性は?

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首脳会談を行った中国の習近平主席(右)とロシアのプーチン大統領=北京で2022年2月4日、AP
首脳会談を行った中国の習近平主席(右)とロシアのプーチン大統領=北京で2022年2月4日、AP

 ロシアのウクライナ侵攻を受けて米欧日の経済制裁が発動される中、ロシア最大の貿易相手国である中国の対応に注目が集まっている。中露間の経済協力は近年、拡大しており、中国は米欧日による対露制裁への反対も表明した。中国がロシアとの経済関係をさらに強め、ロシア経済を下支えする可能性はあるのだろうか。

中露貿易「拡大方針」

 「我々は一方的な制裁に断固反対する。中露は相互尊重、平等、互恵の精神に基づき、引き続き正常な貿易協力を行っていく」。中国外務省の汪文斌副報道局長は2日の定例記者会見で、ロシア産天然ガスの購入を続けるかどうか記者に問われ、こう強調した。

 米欧日はロシアの一部金融機関を銀行間の国際決済網から締め出し、ロシアの収入源である天然ガスなどの輸出を細らせようとしている。制裁対象からロシア最大手銀行を外すなど、天然ガスをロシアからのパイプライン輸入に頼る欧州に大打撃が出ないよう配慮はしているものの、ロシアの貿易に一定の影響は避けられないとみられる。

 中国はロシアとの貿易を拡大していく方針を示してきた。習近平国家主席はウクライナ侵攻前の2月4日、ロシアのプーチン大統領と首脳会談を行い、ロシア産の天然ガスや原油、小麦の輸入を拡大することで合意した。…

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【ウクライナ侵攻】

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