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本因坊戦「10連覇」対談 治勲×文裕(上)「最強の棋士は?」

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二十五世本因坊治勲との対談に臨む本因坊文裕=東京都千代田区の日本棋院で2022年2月16日午後7時5分、松田嘉徳撮影
二十五世本因坊治勲との対談に臨む本因坊文裕=東京都千代田区の日本棋院で2022年2月16日午後7時5分、松田嘉徳撮影

 囲碁の本因坊戦10連覇を達成した二十五世本因坊治勲(65)=趙治勲九段=と、二十六世本因坊の資格を持つ本因坊文裕(32)=井山裕太九段=が、2月16日開催の毎日新聞創刊150年記念イベント「趙治勲×井山裕太 絶対王者はなぜ生まれたのか~本因坊戦10連覇対談~」で対談した。その内容を3回に分けて詳報する。初回は本因坊戦への思いや、安土桃山時代生まれの初代本因坊算砂(さんさ)に始まる歴代棋士について語り合った。聞き手は吉原由香里六段(48)。【丸山進/学芸部】

出会いは17年前

 治勲は1989年の第44期から本因坊の座につき、98年に10連覇を果たしたのを機に「二十五世治勲」を名乗った。文裕が生まれたのは89年で、物心ついた時は治勲の連覇が続いていた。両者の初対局は、2005年の阿含・桐山杯第12期全日本早碁オープン戦(毎日新聞後援)。予選B、予選A、最終予選を勝ち上がって本戦入りした当時四段の文裕は、十段のタイトルを持っていた治勲と本戦準決勝で対戦し、白番中押し勝ち。続く決勝では小林覚九段を破り、16歳4カ月という史上最年少棋戦優勝記録を打ち立てた。

 ――趙治勲先生はどんな存在ですか。

 ◆文裕 現在進行形で憧れています。囲碁を始めたころ、治勲先生は本因坊で。10連覇を見ていました。雲の上の方ですし、お会いすると楽しい話から厳しい指摘までいただける唯一無二の先生です。

 ――囲碁との出合いはいつですか。

 ◆文裕 5歳です。私の生まれた年に治勲先生の10連覇がスタートしたと記憶しています。5連覇、6連覇あたりは、囲碁ファンとして見ていたのをよく覚えています。

 ――そう聞いていかがですか。

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