修善寺のロムニー鉄道が7カ月ぶり運行再開 ファンの熱意で枕木交換

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 静岡県伊豆市修善寺の観光施設「修善寺虹の郷」の園内を走る軌道幅世界最小のロムニー鉄道が5日、約7カ月ぶりに運行を再開した。線路の老朽化のため、2021年8月から運休していたが、クラウドファンディングで集めた資金などで枕木を交換。運行再開にこぎつけた。運行を待ち望んだ観光客や鉄道ファンが早速、園内を訪れていた。

 ロムニー鉄道は約1キロ離れた園内の2駅を片道7~9分かけて走る。軌道幅は15インチ(381ミリ)。機関車は蒸気機関車2台とディーゼル機関車2台の計4台ある。1990年から運行しているが、枕木約3200本のうち約1090本が腐食などで交換が必要になった。交換費用は2000万円。伊豆市はうち1000万円を目標に21年11月~22年2月にガバメントクラウドファンディングを実施。446人から目標を上回る…

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