ホワイトデーに小5娘が…「信号無視に厳罰を」両親訴え 8日初公判

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
手前方向から交差点に入った軽ワゴン車に、右から渡ってきた波多野さん親子がはねられた事故現場=東京都葛飾区四つ木5で2021年4月21日午後1時38分、柿崎誠撮影
手前方向から交差点に入った軽ワゴン車に、右から渡ってきた波多野さん親子がはねられた事故現場=東京都葛飾区四つ木5で2021年4月21日午後1時38分、柿崎誠撮影

 2年前の「ホワイトデー」の夜、父と娘が車にはねられた。娘からもらったバレンタインデーの「お礼」を一緒に買いに行く途中だった。父は命を取り留めたが、娘は死亡が確認された。11歳だった。父は妻と共に運転手の厳罰を求めて法律を調べ、専門家に鑑定を依頼。1年後、逮捕・送検時よりも重い罪で運転手は起訴された。ホワイトデーが近づく8日、東京地裁で初公判が開かれる。

 2020年3月14日午後8時45分ごろ、東京都葛飾区四つ木5の国道6号(水戸街道)交差点で、横断歩道を渡っていた近くに住む小学5年の波多野耀子(ようこ)さん(当時11歳)と、右隣を歩いていた会社員の父暁生(あきお)さん(44)が、左から来た軽ワゴン車にはねられた。

この記事は有料記事です。

残り1829文字(全文2140文字)

あわせて読みたい

ニュース特集