連載

あした元気になあれ

小国綾子記者の「元気」を追いかけるコラム。

連載一覧

あした元気になあれ

国境に響く嘆き=小国綾子

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
映画「国境の夜想曲」より(Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町などで公開中) ©21 UNO FILM / STEMAL ENTERTAINMENT / LES FILMS D’ICI / ARTE FRANCE CINEMA / Notturno NATION FILMS GмвH / MIZZI STOCK ENTERTAINMENT GвR
映画「国境の夜想曲」より(Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町などで公開中) ©21 UNO FILM / STEMAL ENTERTAINMENT / LES FILMS D’ICI / ARTE FRANCE CINEMA / Notturno NATION FILMS GмвH / MIZZI STOCK ENTERTAINMENT GвR

 旅の途中、国境って何だろう?とよく思った。30年ほど前、中国の田舎町を散歩していたら、地元の人が突然「あれは外国の鳥!」と空を指さし、それでミャンマーとの国境を越えたことを知った。20年ほど前、エストニアの南端の村で、毎日のようにラトビアとの国境を越え、スーパーに徒歩で買い物に出掛ける人を見た。

 のどかな国境の街で、アフリカや中東の地図上の「長い直線の国境」がどれほど乱暴に引かれたかに思いをはせた。

 インタビューはおろか、ナレーションもテロップもないドキュメンタリー映画「国境の夜想曲」(ジャンフランコ・ロージ監督)を劇場で見た。ロシアがウクライナ侵攻を開始した2日後のことだ。

この記事は有料記事です。

残り654文字(全文946文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

ニュース特集