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甲子園出場14回、江川投手も攻略…82歳・迫田監督の新たな挑戦

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一人でも野球を好きになってほしいと話す迫田穆成さん=広島県竹原市の県立竹原高校で2022年2月21日、中田博維撮影
一人でも野球を好きになってほしいと話す迫田穆成さん=広島県竹原市の県立竹原高校で2022年2月21日、中田博維撮影

 年齢は選手の5倍。「1年生(16歳)ならお釣りが来る。彼らのおじいさん以上なんです」。こう言って目を細める迫田穆成(よしあき)さんは82歳。広島商、如水館と広島県内の強豪校を春夏通算14回、甲子園に導いた。そのベテラン監督が2019年の夏の大会後から指導しているのが、人口約2万4000人で瀬戸内海に面した広島県竹原市にある県立の竹原だ。

 広島商では選手としても監督としても全国制覇を経験した迫田さんだが、その名を知らしめたのは準優勝した1973年のセンバツで作新学院(栃木)を破った準決勝だろう。相手エースは後に巨人で活躍する江川卓さん。当時も大会屈指の好投手で、4試合で奪った60三振は大会の通算最多記録として今も破られていない。

 「サコ、関東にすごい投手がおるぞ。今プロに行っても15勝できる」。前年の秋にプロのスカウトから江川投手の存在を伝え聞いた。そこで考えたのが、二、三塁に走者を置いてスクイズをわざと失敗、三…

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