連載

特集ワイド

「人だかりがする」ニュースを目指して、読み応え十分の記事をラインアップ。

連載一覧

特集ワイド

資本主義の父・渋沢栄一から見れば… 岸田流、成長と分配は新しい?

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
記者会見する岸田文雄首相=首相官邸で2022年3月3日、竹内幹撮影
記者会見する岸田文雄首相=首相官邸で2022年3月3日、竹内幹撮影

 岸田文雄首相が掲げる「新しい資本主義」がよく分からない。今までもただでさえインフレ(物価上昇)気味だった日本経済は、ロシアのウクライナ侵攻でさらに悪化しそうな勢いである。そんな中、新1万円札の肖像画になるのは、「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一だ。果たして渋沢の目から見て、岸田流資本主義は新しいのか?

 「新しい資本主義ではなくて、さらなる社会主義ですよ」。そうあきれ気味に話すのは、元参院議員で、元モルガン銀行東京支店長兼日本代表の藤巻健史さん(71)だ。その最たる例として挙げるのが「3%を超える賃上げを期待する」と、岸田首相が経済界に対して要請する「官製春闘」である。安倍晋三政権時代の2014年以降、労働組合と経営者が労働条件について交渉する春闘に、政府が口出しするやり方が定着したのだ。

この記事は有料記事です。

残り2674文字(全文3025文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集