新型コロナ マスク拒否で法廷闘争 福地・白糠町議が提訴 口元切り取り「挑発行為」町困惑 /北海道

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
第1回口頭弁論を終え、釧路地裁前で取材に応じる福地裕行町議(左)=北海道釧路市柏木町で2022年3月10日、本間浩昭撮影
第1回口頭弁論を終え、釧路地裁前で取材に応じる福地裕行町議(左)=北海道釧路市柏木町で2022年3月10日、本間浩昭撮影

 コロナ禍でマスク着用を拒否する地方議員の行動が物議を醸す中、白糠町では法廷闘争に発展している。原告の福地裕行町議(71)は「法的根拠なく、着用を強要するのは違法」と主張。一方の町側は、自ら口元を切り取ったマスク姿で議場に現れたことに「挑発行為」と戸惑いを隠さない。ただ、着用拒否を巡る見解はさまざまで、町議の行動を問題視する識者がいる一方で、「必ずしもマスクが善ではない」とする識者もいる。【高橋由衣、本間浩昭】

 「裁判所ではマスクの着用を推奨しております」。釧路地裁で10日開かれた第1回口頭弁論の冒頭、新谷祐子裁判長がこう呼び掛けると、法廷内に沈黙が流れた。だが、マスクをせずに入廷した福地町議は気に留める様子もなく、しばらくして新谷裁判長は意見陳述を促した。

この記事は有料記事です。

残り1952文字(全文2285文字)

あわせて読みたい

ニュース特集