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東日本大震災11年

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東日本大震災11年

復興の「希望」、命もつなぐ アザラシ、2頭の父に 浅虫水族館 /青森

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 福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」からやってきたゴマフアザラシ「きぼう」。水槽のガラスに顔を付け泡を吹く芸が人気だ=青森市の浅虫水族館で1月
 福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」からやってきたゴマフアザラシ「きぼう」。水槽のガラスに顔を付け泡を吹く芸が人気だ=青森市の浅虫水族館で1月

 東日本大震災の後、水族館の命のリレーで生まれた雄のゴマフアザラシ「きぼう」。「復興の希望に」という願いが込められた名前の通り、愛嬌と多彩な芸で人々を笑顔にしている。

 震災当日、福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」の1階を津波が襲った。停電の影響で約20万匹の魚が死んだ。アザラシやトドなどの動物は生き延びたが、餌と燃料が底を突くのは時間の問題で、全国の水族館に移送が決まった。

 5日後、きぼうを妊娠していた「くらら」は、鴨川シーワールド(千葉県)に運ばれ、4月7日に出産した。アクアマリンから同行した飼育員の日比野麻衣さん(36)は「鴨川で十分なケアが受けられたおかげで、母子ともに健康だった」。

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