毎日放送「公平性不備」 政権批判に都構想…維新色の濃いトーク次々

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「東野&吉田のほっとけない人」についての調査報告の概要=大阪市北区で2022年3月11日午後5時58分、倉田陶子撮影
「東野&吉田のほっとけない人」についての調査報告の概要=大阪市北区で2022年3月11日午後5時58分、倉田陶子撮影

 日本維新の会の現役幹部と創設者の3氏がそろって出演した毎日放送(MBS)のバラエティー番組「東野&吉田のほっとけない人」(1月1日放送)では、2021年衆院選や岸田政権の評価、維新の看板政策「大阪都構想」など“維新色”の濃い話題を中心に、約40分にわたるトークが続いた。他党の政治家が共演しない中、政権批判や持論を展開する内容で、政治的な公平性に疑問が生じた。番組は、どのような内容だったのか。

 冒頭のナレーションで、3氏を「日本維新の会の創始者、橋下徹。現在代表を務める松井一郎大阪市長。副代表、吉村洋文大阪府知事」と党に関わる肩書をつけて紹介。3氏は横一列で並ぶ形で司会者からの質問に答えていった。橋下氏はトーク中に自らの立ち位置を「コメンテーター」「一有権者」などと断り、松井、吉村両氏との違いを明確にしながら発言した。

 冒頭の5分ほどは、吉村氏の記者会見中のカメラの映り方やインスタグラムでの発信を「いじる」など、主に雑談と言える。しかし、その後は終盤まで政治的な話題が続いた。

 維新が議席を伸ばした21年衆院選について、ナレーションで「順調すぎて、調子に乗ってない?」との前振りはあったが、松井氏は「自民党は改革の旗を岸田総理になってから降ろした。そういうことでは違いを出せた」と総括した。

 岸田政権に対しても、吉村氏は「自民党の中での派閥争いで、古い永田町の政治が繰り広げられている。次の世代に向けた、新しいにおいがまったくしない」など…

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