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河井夫妻選挙違反事件

19年参院選を巡る大規模買収事件で、河井克行元法相と妻の案里元参院議員の有罪判決が確定。現金を受け取った地方議員に厳しい目が。

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河井事件「起訴相当」議員の辞職は16人に 広島市議補選は告示

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広島県議会議長に辞職願を提出し報道陣の取材に応じる(右から)平本徹県議、宮本新八県議、砂原克規県議=広島市中区の県議会で2022年3月11日午後3時47分、賀有勇撮影
広島県議会議長に辞職願を提出し報道陣の取材に応じる(右から)平本徹県議、宮本新八県議、砂原克規県議=広島市中区の県議会で2022年3月11日午後3時47分、賀有勇撮影

 2019年の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で河井克行元法相(59)=実刑確定=側から現金を受け取り、検察審査会が「起訴相当」と議決した広島県議4人と広島市議1人が11日、辞職願を提出した。検審議決後の県内の議員辞職は計16人となる。また、別の広島市議の辞職に伴う補欠選挙も同日、告示された。辞職や失職が続くことで、県内では最大七つの補選が行われる可能性が出ている。

 この日辞職願を提出したのは奥原信也▽平本徹▽宮本新八▽砂原克規の4県議と八軒幹夫広島市議で、いずれも検察から略式起訴の方針を伝えられ同意したと明らかにした。地方議員で最大の計200万円を河井氏側から受け取った奥原氏は「けじめじゃけ」と理由を話した。辞職は週明けの各議会本会議で許可される見通し。

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【河井夫妻選挙違反事件】

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