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台湾海峡緊張

中国と台湾の対立が先鋭化しています。日米をはじめ、ASEANや欧州も巻き込んだ対立の行方は。

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台湾有事に危機感強める沖縄 「再び戦場にされる脅威」

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陸上自衛隊駐屯地の建設が進む石垣島中央部=沖縄県石垣市で2022年2月27日午後1時36分、竹内望撮影
陸上自衛隊駐屯地の建設が進む石垣島中央部=沖縄県石垣市で2022年2月27日午後1時36分、竹内望撮影

 台湾有事など東アジアでの米中衝突の可能性が指摘される中、「沖縄が戦場になるのでは」と懸念する声が上がっている。沖縄には米軍基地が集中し、中国に近い島々では自衛隊の配備も進んでいるが、有事の際にそうした軍事施設が真っ先に狙われるのは、ロシアによるウクライナ侵攻を見ても明らかだからだ。「沖縄戦の被害を繰り返してはいけない」。77年前の地上戦の惨状を知る研究者らは新たな団体を結成し、3月19日に発足集会を開く。

中国の動きに日米警戒

 「復帰50年にして沖縄が再び戦場にされる脅威がひたひたと迫っている。残念の極みだが、そう身震いする緊張感を覚える状況になってしまった」。1月31日、沖縄県庁であった記者会見で、平和運動家の山城博治さん(69)は危機感を口にした。この日、結成されたのは「ノーモア沖縄戦 命(ぬち)どぅ宝の会」。共同代表には山城さんのほか、沖縄戦の研究や遺骨収集などに関わってきた4人が就いた。

 会結成の背景には…

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