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今年春の避難指示解除を目指す福島県大熊町の特定復興再生拠点区域(復興拠点)のうち、震災前の町中心部だった下野上地区でインフラなどを整備する基盤工事が始まり、12日、安全祈願祭が開かれた。町はJR大野駅西側を中心に産業・商業施設や住宅を段階的に整備し、帰還と移住の促進を図る。【寺町六花】
大熊町では帰還困難区域のうち、約860ヘクタールが復興拠点に指定された。町はこのうち、下野上地区(約42ヘクタール)から整備を進め、2024年度以降に施設を随時開所させる。まずは帰還する町内事業者や、廃炉関連企業などが入居する産業交流施設を整備。戸建ての店舗を整備し、震災前にあった個人商店などに出店を呼びかける。
また、かつて梨畑が広がっていたエリアには産業団地を整える。廃炉従事者用の公営住宅や帰還者・移住者向け住宅も整備。町はこれまで、敷地確保のための用地買収を進めており、都市再生機構(UR)に宅地・工業施設の整備を委託する。
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