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またもネット交流サービス(SNS)で誹謗(ひぼう)中傷のメッセージが届いた。2019年に起きた池袋暴走事故で妻子を亡くした松永拓也さん(35)は、以前からSNS上の心ないコメントに悩まされてきた。「誹謗中傷のない世の中にしたい」。そんな思いを抱き、松永さんは12日、警察に相談することにした。
「金や反響目当てで闘っているようにしか見えませんでしたね」。松永さんのツイッターアカウントに11日午前、匿名の人物からこんなメッセージが送られてきた。投稿は、亡くなった妻真菜さん(当時31歳)と長女莉子ちゃん(同3歳)にも触れていた。「そんな父親、天国の莉子ちゃんと真菜さんが喜ぶとでも??」。松永さんの書き込みに返信する形で送られており、松永さんもすぐに気付いたという。この投稿は既に削除されている。
その後、松永さんがこの投稿を引用して「警察へ相談しに行こうと思います」と書き込むと、新たに作られた「松永拓也様本当にごめんなさい」というアカウントから、謝罪のメッセージが届いた。このアカウントでは、「例のデマツイートを立てた張本人です。申し訳ない つい」との書き込みもあったが、最初の投稿と同一人物かははっきりしない。アカウント名もその後、変わった。松永さんは「本人だとしても、形だけの謝罪だ」と憤…
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