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感染者急増し深圳でもロックダウン 中国のゼロコロナにほころび

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新型コロナウイルス検査のため列に並ぶ人たち=上海で2022年3月11日、チャイナトピックス・AP
新型コロナウイルス検査のため列に並ぶ人たち=上海で2022年3月11日、チャイナトピックス・AP

 中国南部の広東省深圳(しんせん)市は13日、新型コロナウイルスの感染者急増を受け、14日から20日まで市内の全居住区を封鎖し、市民の外出を制限すると発表した。市全域の地下鉄やバスの運行を停止し市外への移動も原則禁止とするため、事実上のロックダウン(都市封鎖)となる。

 深圳市の人口は約1750万人。通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)などが本社を構えるハイテク産業の集積地で、都市別で国内3位の域内総生産(GDP)を誇る。

 11日には東北部の吉林省長春市で同様の都市封鎖を開始した。上海市も12日、必要のない場合は市外に出ないよう市民に呼びかけるなど警戒を強めている。中国ではここに来て感染が全国規模で急速に拡大。厳格な防疫措置で封じ込めを図る「ゼロコロナ」政策にほころびが見え始めている。

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