死刑執行「殺している」感覚 立ち会った元刑務官、「犯罪者にも人権」

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刑務官として死刑執行に立ち会った経験を持つ野口善國弁護士=2022年1月14日午後3時40分、小倉孝保撮影
刑務官として死刑執行に立ち会った経験を持つ野口善國弁護士=2022年1月14日午後3時40分、小倉孝保撮影

 昨年12月、日本で2年ぶりに死刑が執行された。死刑廃止が世界の流れとなる中、国際社会からは批判も強い。神戸連続児童殺傷事件(1997年)の弁護団長を務めた野口善國弁護士(兵庫県弁護士会)はかつて、刑務官として執行に立ち会った。情報公開レベルの低い日本の死刑状況にあって、野口さんの証言は貴重だ。【小倉孝保】

 野口さんは70年、東京大学を卒業して東京拘置所の刑務官となった。翌年暮れ、執行を告げられたばかりの死刑囚を受け持った。

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