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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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ジョージアの起業家 ウクライナ難民と支援者とを結ぶサイト開設

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オンライン取材に応じるスタニスラフ・サバノフさん=2022年3月15日、ウェブ会議システム「Zoom」の画面から
オンライン取材に応じるスタニスラフ・サバノフさん=2022年3月15日、ウェブ会議システム「Zoom」の画面から

 ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、国家同士の対立を超えた支援が草の根レベルで始まっている。ロシアの南隣にあるジョージアでは、ロシア人IT起業家が、ウクライナ難民と支援者とをマッチングするウェブサイトを開設。多くの難民が住居を見つけることができた。ウクライナの国境沿いでは、対立関係にあるパキスタンとインドが、互いに相手国の学生の避難を支援したと報じられている。政治的対立を超えた支援はSNS(ネット交流サービス)でも共感を呼んでいる。

 「SNSの発展で国境の意味はなくなりつつある。民族や国籍にかかわらず、多くの人が支援に取り組んでいる」。ジョージアを拠点とするロシア人IT起業家のスタニスラフ・サバノフさん(37)はオンライン取材に応じ、そう強調した。

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【ウクライナ侵攻】

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