築100年超の旧郵便局で時の旅 1日1組限定の宿に 鹿児島

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旧鹿籠金山郵便局。今夏、下園正博さん(左)が宿としてのオープン準備を進めている=鹿児島県枕崎市金山町で2022年2月14日午後1時41分、宗岡敬介撮影
旧鹿籠金山郵便局。今夏、下園正博さん(左)が宿としてのオープン準備を進めている=鹿児島県枕崎市金山町で2022年2月14日午後1時41分、宗岡敬介撮影

 鹿児島県枕崎市金山町ののどかな集落の一角に、趣ある白い外観の木造建物が現れる。築100年超の旧郵便局。かつて金鉱山で栄えた街の歴史を伝えるレトロな建物が今夏、1日1組限定の宿として生まれ変わる。

 日本郵便によると、建物は1904年に鹿籠(かご)金山郵便局として開局した。内部に入ると「新しい郵貯のお客さまをふやす」と書かれた79年当時の九州郵貯指標が掲げられたままなど、タイムスリップしたような感覚に陥る。郵便局は81年に移転し、現在は空き家となっていた。

 市史などによると、1683年に開坑した鹿籠金山は、薩摩藩が直営して栄えた。後に個人の手に渡り、1880年には明治時代の実業家、五代友厚が所有するなどした。しかし、1943年に国の政策で金山が整理され、閉山された。

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