特集

第104回全国高校野球選手権

第104回全国高等学校野球選手権大会(8月6日開幕)の特集サイトです。

特集一覧

高校野球物語2022春

カリスマの父を継いだ31歳の浦和学院監督 これからの組織作り

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
打撃練習に備え、投球練習をする浦和学院の森大監督=さいたま市緑区で2022年2月6日、大西岳彦撮影
打撃練習に備え、投球練習をする浦和学院の森大監督=さいたま市緑区で2022年2月6日、大西岳彦撮影

 自ら打撃投手を務め、投げ込む速球は今でも最速138キロ。名刺には「心理カウンセラー」の文字。浦和学院を30年率いて強豪校に育て上げた森士(おさむ)前監督(57)から昨夏の甲子園後、バトンを受けた長男の森大監督(31)は、野球界で「やりたいこと」があった。猛練習で全国制覇も果たしたカリスマ型の父と一線を画す手法は、「これからの時代」の組織作りに通じるものがある。

冬の目標は「冬眠」

 2月上旬、浦和学院のグラウンド。夕方6時前には練習を終えて、選手たちが食事へと引き揚げた。記者が驚いていると…

この記事は有料記事です。

残り1847文字(全文2093文字)

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

ニュース特集