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ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

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ウクライナ大統領、米国民の「琴線」意識 議会からも支援拡充の声

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オンラインで演説するウクライナのゼレンスキー大統領=米ワシントンで2022年3月16日、AP
オンラインで演説するウクライナのゼレンスキー大統領=米ワシントンで2022年3月16日、AP

 ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、米連邦議会に向けて演説し、激化するロシアのミサイル攻撃と空爆に対抗するため軍事的支援の強化を訴えた。これを受け、米議会では支援の拡充を求める声が相次ぎ、バイデン米大統領は最大8億ドル(約950億円)規模の追加軍事支援を発表した。ただ、ウクライナ側が求める飛行禁止区域の設定や戦闘機の供与については、バイデン政権は慎重な姿勢をとり続けている。

真珠湾攻撃や米同時多発テロを例示

 ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、米連邦議会でオンライン形式で演説した。ロシアのウクライナ侵攻を巡って、1941年の旧日本軍によるハワイ・真珠湾攻撃や2001年の米同時多発テロを例示して「わが国は毎日、同じ目に遭っている」と強調するなど、米国世論を意識した内容が目立った。米議会では演説を受けて、バイデン政権に対ウクライナ支援拡充を求める声が上がった。

 「ロシアが攻撃しているのは、単にわが国の領土や都市だけではない。自国で自由に暮らし、未来を自分たちで決め、幸福を求める。米国人と同じ夢が、戦車や軍用機で攻撃されている」。ゼレンスキー氏は約16分間の演説の冒頭、今回の戦争は地域の紛争ではなく「自由や価値観を守る闘いだ」と訴えかけた。

 演説では、…

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【ウクライナ侵攻】

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