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第94回センバツ高校野球

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京都国際「下したくない決断だった」 コロナで辞退 選抜高校野球

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記者会見に応じる京都国際の朴慶洙校長=京都市東山区で2022年3月17日午後7時4分、千金良航太郎撮影 拡大
記者会見に応じる京都国際の朴慶洙校長=京都市東山区で2022年3月17日午後7時4分、千金良航太郎撮影

 「これまで一心に野球に打ち込んできた生徒を思うと、下したくない決断だった。生徒の命と健康、新型コロナの感染に苦しむ多くの人らを思い、出場辞退を決めた」。兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で18日開幕する第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)。新型コロナウイルス禍に見舞われ、部内でクラスター(感染者集団)が発生するなどした京都国際が開幕前日の17日、出場辞退を大会本部に申し入れ、受理された。京都市東山区の同校で同日、記者会見した朴慶洙(パク・キョンス)校長は苦しい決断の理由を説明した。

 選手たちは校舎そばの野球部の寮で、共同生活を送っていた。学校側によると、今後はそれぞれ自宅に戻り療養などをするという。新型コロナの感染対策はマスクの着用や消毒、検温などを徹底してきたといい、学校側は「どこから集団感染が起こったのかは特定していないが、生徒らはしっかり感染対策をしていた」と強調する。

 センバツの出場決定後、選手たちは本番に向けて日々、練習に汗を流してきた。朴校長は「生徒たちはコロナ禍でも甲子園でプレーできる喜びに感謝し、練習に打ち込んでいた。しっかりと生徒たちの治療と心のケアに専念したい」として「大好きな野球に打ち込む生徒たちを応援してほしい」と呼び掛けた。その上で「(京都国際の出場を)楽しみにしてくださっていた皆様に、このようなお知らせをすることに、おわびしたい」と述べた。

 京都国際の出場辞退で19日に予定されていた長崎日大との1回戦には、近畿地区の補欠1位だった近江(滋賀県)が出場する。【千金良航太郎、中島怜子】

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