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第94回センバツ高校野球

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「何て伝えたらいいんだろう」心苦しく センバツ辞退の京都国際監督

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ノックをする京都国際の小牧憲継監督=京都市東山区で2022年2月5日、山崎一輝撮影 拡大
ノックをする京都国際の小牧憲継監督=京都市東山区で2022年2月5日、山崎一輝撮影

 新型コロナウイルスの集団感染がチーム内で確認された京都国際が17日、センバツ出場辞退を決めたことについて、小牧憲継監督(38)が毎日新聞の電話での取材に応じた。小牧監督は選手たちに伝えた際の心境を「頑張る姿を見てきたので『何て伝えたらいいんだろう』と心苦しかった」と明かした。その上で「夏に向けて頑張ろうと軽々しく言えないが、すぐ走り出さなければならない。どこかのタイミングで『もう一度、日本一を目指し、甲子園への切符を取ろう』と選手たちに伝えたい」と決意を語った。【聞き手・千金良航太郎】

 ――開幕を18日(19日に雨天順延)に控え、出場辞退が決まった17日は監督も選手たちも宿舎となるホテルにいた。選手たちにはどう伝えたのか。

京都国際・小牧憲継監督=京都市東山区で2022年2月5日、山崎一輝撮影 拡大
京都国際・小牧憲継監督=京都市東山区で2022年2月5日、山崎一輝撮影

 ◆まず主将(3年)と副主将(3年)に一人ずつ伝えた。その後、他の選手も集めて伝えた。

 ――主将に伝えた時の様子は。

 ◆この春に何が何でも優勝、と頑張ってきたのですごく複雑な顔をしていた。「キャプテンなんやから、みんなを夏に向けて奮い立たせてほしい」と伝えたら納得してくれた。

 ――副主将は。

 ◆最初は「えっ」と驚いた表情を見せたが、話すうちに納得してくれた。甲子園はとても楽しみにしていたと思うが、すぐに「夏に向けて頑張りたい」と切り替えてくれた。

 ――他の選手は。

 ◆「あまりにもコロナの陽性者が多いので、申し訳ないが辞退することにした」と伝えた。みんなあぜんとしているような表情で、うまく事態をのみ込めていないようだった。

 ――選手たちに伝えた時の監督自身の心境は。

 ◆選手たちが本当に頑張っている姿を見てきたので「何て伝えたらいいんだろう」と心苦しかった。野球をさせてもらえるのが当たり前ではない、と気付かされた。

 ――改めて選手たちに伝えたいことは。

 ◆すぐに気持ちを切り替えなくていい。これまで全てこの春を勝ちきるためにやってきた。夏に向けて頑張ろう、などとは軽々しく言えない。ただ矛盾するようだが、次に向けてすぐに走り出さなければならない。どこかのタイミングで「もう一度、日本一を目指し、甲子園への切符を取ろう」と選手たちに伝えたい。まずはしっかり休んでほしい。

全31試合をライブ中継

 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では大会期間中、全31試合を動画中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/)でも展開します。

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