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東日本大震災から11年。ケーブルテレビ最大手のJ:COMは、大震災の教訓を継承しようと、2021年から被災地の語り部の声を映像化するプロジェクト「未来へつなぐ 語り部の声」を始めた。なぜ今、映像化しようとしたのか。そして語り部はどのような思いで参加したのだろうか。
プロジェクトが生まれたのは20年。大震災から10年の「節目」が近付き、関連の報道や企画が減っていくことが懸念された時期だった。さらに、新型コロナウイルス禍で語り部の伝承活動自体も困難になった。J:COM広報部の西嶋麻凜さん(30)は「人々が被災地に来ないと、語り部が震災を伝える機会はなかなかない。語り部全員がインターネットや動画制作に明るいわけではないので、コロナ禍でウェブ動画を活用しようと企画しました」と話す。
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