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宮城県などで最大震度6強を観測した16日の地震で、仙台市内の大学が卒業式の延期や会場の変更を余儀なくされている。会場の体育館が損壊したためだ。引っ越しや就職などの都合で、新たな日程の式に参加できない学生向けに、卒業記念の撮影スポットを設ける大学もある。
東北福祉大は17、18日に式を予定していたが、会場の体育館の天井が剥がれ、急きょ27日に延期。複数の教室に分散して開催する。東北大は計画通り25日に実施するが、学外の体育館が使えなくなり、別の会場で行う。
確保していた体育館が被災した東北学院大は、規模を縮小し、24日に学内の礼拝堂で卒業生の代表者が出席する式を開く。様子を動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信する。「余震の恐れが残る中での大規模式典開催は危険だと判断した」という。
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